新鮮魚介類を求めてグルメ旅に行きたいのに、旅行先に悩んでいませんか。
ホタテやイカなどの新鮮魚介類を食べたい方におすすめな駅は、青森県の八戸駅です。新鮮な魚介類以外にも、八戸には有名な観光スポットがいくつもあり、毎年多くの観光客が訪れています。
東北新幹線を利用すると、東京駅から八戸駅まで3時間かからずに到着できます。新幹線の予約方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
東北新幹線八戸駅はどんな駅?
東北新幹線は東京から新青森までをつなぐ新幹線です。JR東日本管内の新幹線で最長距離を誇り、東京から新青森駅間を最短でおよそ3時間で走行します。
八戸駅の駅舎は、真上から見るとウミネコを、内装は船をイメージしています。駅にはホテル、レストラン、商業施設や観光案内などが併設されているので、観光に便利です。
また八戸駅はJR東北新幹線以外にも「JR八戸線」と「青い森鉄道」の路線が運行しています。
東北新幹線東京駅から八戸駅まで3時間弱
東北新幹線で東京駅から八戸駅までの片道にかかる時間は2時間50分台です。3時間弱で行けるので、グルメ旅や観光目的に足をのばしやすくなっています。
朝市は午前中の早い時間に終わってしまうので、間に合うよう朝早くに出発するか、前日のうちに八戸駅に到着しておくと安心です。
八戸観光にはバスやレンタカーがおすすめ
八戸では観光スポットが点在しているので、バスやレンタカーでの移動がおすすめです。
バスには路線バスや、大人100円・小人50円で乗れる遊覧バスがあります。路線バスにはクーポン企画があり、割引や特典を受けられます。目的地にあわせたバスパックがある場合、利用するとお得に旅行できますよ。
レンタカーを利用する場合は早めに予約しておくと安心です。
東北新幹線八戸駅周辺のおすすめ観光スポット5選
八戸は昔から漁業の街として栄え、新鮮な魚介類が魅力的な街です。ご当地グルメやここでしか見られない風景など、東北新幹線八戸駅周辺のおすすめ観光スポットを5つ紹介します。
東北新幹線八戸駅から「JR八戸線」や「青い森鉄道」に乗り換えると、駅から徒歩圏内にある観光スポットもあります。観光ルートや行きたいスポットを考慮して、電車、バス、レンタカーなどを利用しましょう。そして思う存分に楽しんできてください。
「八食センター」新鮮魚介類を食べるならココ
「八食センター」は水揚げされたばかりのホタテやイカなどの新鮮魚介類や、乾燥珍味、お土産といった八戸名物がそろう市場です。
購入した食材は、「七厘村」で炭火焼きをして食べられるので、魚介類やお肉を新鮮なうちに堪能できます。青森名物のホタテを殻付きで焼いてみるとおいしいですよ。海産物を集めたBBQセットも用意されています。ご飯や焼きおにぎりの準備もあるので、食が進みますね。

子ども向けの遊具やおむつ交換台といった施設も充実しているので、家族旅行にもおすすめです。
アクセスは八戸駅から出ているバスで約10分です。車の場合、東京・盛岡方面の方は八戸ICから約10分、青森・三沢方面の方は八戸北ICから約10分となります。
「蕪島(かぶしま)」ウミネコがとびかう小島
「蕪島」はウミネコの繁殖地として、国の天然記念物に指定されている島です。ウミネコが飛んでくるのは毎年3月上旬頃。4月下旬頃から産卵をはじめ、6月頃にヒナがかえり、ウミネコが旅立つ8月頃まで3〜4万羽のウミネコが島を飛び交います。

蕪島の頂に鎮座する「蕪嶋神社」は、弁財天を祀り、ご利益は漁業安全や商売繁盛、芸能などです。八戸でウミネコは、この蕪嶋神社の弁財天の使いとして、古くから大切にされてきました。
5月になると島は菜の花で黄色く色づきます。菜の花と空を飛び交うウミネコを一緒に見に行きませんか。
蕪島は陸続きになっていて、八戸駅からは車で約30分です。最寄り駅のJR八戸線鮫駅からは徒歩15分。遊覧バスも運行しています。近くには水族館「八戸市水産科学館 マリエント」をはじめとする観光施設があるので、蕪島の観光ルートも十分に楽しめます。
「八戸ポータルミュージアム はっち」八戸の情報がいっぱい
「八戸ポータルミュージアム はっち」は八戸市の地域観光交流施設です。ミュージアムショップや展示スペース、子どもの遊び場である「こどもはっち」などがあります。体験ブースやワークショップも充実しているので作るのが好きな方にもおすすめです。
イベントも頻繁に開催されていて、展覧会や体験教室などが実施されています。ぜひチェックしてみてください。

アクセスは八戸駅東口からバスで約25分。八戸駅から車で約20分です。八戸駅からJR八戸線に乗り、「本八戸駅」下車すると徒歩10分でたどり着けます。
全館休館日は火曜日(休日の場合その翌日)と12月31日から1月1日です。こどもはっちは火曜日に加え、12月29日から1月1日まで休館となります。
「館鼻岸壁朝市」日曜の朝ごはんは朝市で
「館鼻(たてはな)岸壁朝市」は八戸市の館鼻岸壁で開催される、全長約800m、店舗数300超えの巨大朝市です。3月中旬から12月にかけて、毎週日曜日の夜明けから9時頃まで開催されています。

八戸地域の海産物や農産物、せんべい汁といった郷土料理も楽しめます。ラーメンやそば・うどんといったイートインも多いので、朝ごはんにも最適です。八戸市には館鼻岸壁朝市以外にも朝市や夕暮れ市があり、場所によって開催日や時間帯が違います。参加できそうな場所があれば、おいしい食べ物を堪能してくださいね。
アクセスは八戸駅から車でおよそ25分です。最寄り駅のJR八戸線陸奥湊駅から徒歩10分で到着できます。
「横浜町の菜の花畑」日本最大級の菜の花畑
青森県横浜町にある菜の花畑は国内最大級の面積を誇る菜の花の名所です。地平線まで続きそうな黄色の絨毯が目を引きます。横浜町の菜の花の開花時期は例年4月下旬から5月初句、見頃は5月初句から5月中旬です。
毎年5月中頃の土日には、菜の花の見頃に合わせて「菜の花フェスティバル」が開催され、多くの観光客でにぎわいます。菜の花を使った特産品や菜の花スイーツもぜひご堪能ください。

最寄り駅はJR大湊線の陸奥横浜駅です。八戸駅から1回乗り換えて、およそ1時間40分で
到着します。陸奥横浜駅から菜の花畑まで車で15分かかるので、八戸駅からはおよそ2時間弱です。
車で向かう場合、八戸ICからおよそ1時間20分。他の観光スポットや飲食店に寄りながらドライブするのもおすすめです。
東北新幹線の予約方法
東北新幹線の予約方法は大きく分けて3つあります。「ウェブで予約」「旅行代理店で予約」「JRの駅で予約」の3つです。
予約時には必ず「乗車日」を確認しましょう。新幹線の切符予約ができるのは、「乗車日から1か月前の午前10時」からです。ウェブから予約する場合は「事前申し込みサービス」も利用できますが、席を確実に確保できるわけではないので注意しましょう。
「えきねっと」から新幹線を探して予約する
ウェブで「えきねっと」を検索すると、ウェブから新幹線の予約ができます。「新幹線・JR特急列車を探す」より乗車駅や降車駅といった必要事項を入力していくと、簡単に予約ができます。
JRE POINT会員番号連携手続きがすんでいると、JRE POINTも貯まります。
紙の切符の受け取り方は路線や駅によって異なるため、JR東日本のウェブサイトから確認しましょう。
「えきねっと」の「新幹線eチケットサービス」から予約する
「新幹線eチケットサービス」は、交通系ICカード・モバイルSuicaなどを新幹線eチケットに紐づけて、自動改札機にタッチするだけで乗車できるサービスです。ただし、切符は受け取れません。
新幹線eチケットサービスを利用すると、割引を受けられる場合があります。JRE POINT会員番号連携手続きがすんでいると、JRE POINTも貯まります。
ICカードへの紐づけは乗車前までにしておきましょう。
駅の指定席券売機で切符を予約購入する
JR東日本の駅には、みどりの窓口の中や切符売り場のそばに「指定席券売機」が設置されている駅があります。指定席券売機では新幹線の指定席・自由席特急券の切符を購入できます。同時に乗車券も購入可能です。
新幹線の一部列車は自由席がなく、全車指定席の場合があります。乗車予定の新幹線が全車指定席か、自由席があるかどうか、確認してから購入しましょう。
みどりの窓口でも新幹線の切符が購入可能なので、駅員の方に「乗車日」「乗車駅と降車駅」「指定席か自由席か」を伝えてください。みどりの窓口が設置されている駅は限られているので、どの駅に設置されているか先に確認しましょう。
まとめ
八戸駅は東北新幹線を利用すれば、東京駅から日帰り旅行もできます。グルメを堪能しても、観光を楽しんでもよし。ぜひ八戸旅行を楽しみましょう!