You are currently viewing 新幹線で東京駅から全国へ!乗るだけじゃない魅力も

新幹線で東京駅から全国へ!乗るだけじゃない魅力も

新幹線を利用した旅をするとき、多くの旅の出発駅として全国各地に向かったり、終着駅として東京観光の拠点となったりするのが東京駅です。

新幹線のプラットホームは10線あり、日本の大動脈の東海道新幹線をはじめ、全国で最大の新幹線網の拠点です。JRの在来線や東京メトロの地下鉄の駅もあり、東京駅は乗り換えなしで34都道府県が結ばれています。

観光やビジネスの利用客が多く日本最大級の東京駅は、近くの商業施設やお土産店、飲食店も豊富にそろっているのが魅力でもあります。

この記事では、東京駅を利用する際の新幹線の予約方法を紹介します。


赤レンガ造りの丸の内駅舎がシンボル

東京駅は日本で最も多く新幹線が乗り入れている駅です。1914年(大正3年)に開業した赤レンガ造り丸の内駅舎が象徴的で、国の重要文化財にも指定されています。

戦争で欠損してしまった部分もありましたが、1階と2階部分を保存し、3階の屋根の部分を復元するかたちで、2012年に創業当時の姿がよみがえりました。約35メートルの高さがある南北のドームが美しく、観光名所にもなっています。

新幹線は東海道新幹線、東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、北海道新幹線の発着駅となっています。西は東海道新幹線から山陽新幹線につながり博多駅まで、北は東北新幹線から北海道新幹線につながり新函館北斗駅まで直通で行くことができます。

九州新幹線を使う場合は新大阪以西の駅で乗り換えれば鹿児島中央駅まで、西九州新幹線を利用する場合は博多駅から在来線特急に乗り、武雄温泉駅で乗り換えることで長崎駅まで結ばれています。

博多までは東京駅から「のぞみ」を利用して約5時間、指定席で23810円となっており、最北の北海道、新函館北斗駅までは東京駅から「はやぶさ」で約4時間、指定席で23630円で行くことができます。

最も最近開業したのは、2024年3月16日に開業した北陸新幹線の金沢駅から敦賀(つるが)駅間で、東京から敦賀は「はくたか」を利用して約4時間、指定席料金16560円で利用可能です。


お土産選びや皇居散策も、時間を持て余さない

東京駅は日本最大級のターミナル駅というだけではなく、日本最大級のエキナカ商業施設を備える駅でもあります。

「グランスタ東京」が地下にあり、お土産物や駅弁、スイーツ、レストランや雑貨店など、約150もの店舗が並んでいます。

東京駅のお土産と言えば定番の「東京銘菓ひよ子」や「東京ばな奈」、人形焼きや雷おこしをはじめ、東京駅の丸の内駅舎がパッケージに描かれた「とらや」の羊かん、「R.L waffle cake」の東京駅限定ワッフル10個セットなど、人気の商品が数多くあります。

駅の改札の外にも西側に丸の内ビルディング(通称丸ビル)と新丸の内ビルディング、東側には東京ミッドタウン八重洲があり、ファッションや雑貨、レストランなど様々なショップが入る商業施設が建ち並びます。

また、皇居へは東京駅から徒歩で15分ほどの距離。新幹線に乗るまでの時間を使って皇居散策をするのも良いかもしれません。予約した新幹線まで時間があっても、商業施設や観光名所がたくさんあり、時間を持て余すことがないことも東京駅の魅力と言えます。

東京駅へのアクセス

東京駅には在来線も多数乗り入れているので関東や首都圏からのアクセスの利便性は高いです。

東海道線、東北本線、総武本線、京葉線をはじめ、山手線や中央線、京浜東北線が乗り入れているので、新幹線への接続もスムーズです。東京メトロの東京駅は丸ノ内線の発着点となっており、近くの大手町駅も徒歩圏内となっています。

また、高速バスの停留所が八重洲口や日本橋口にあり、バスを利用して新幹線に乗り換えることも旅の選択肢となります。


東京駅発着の新幹線の予約方法

それでは、東京駅を利用する新幹線の予約方法を紹介します。「JRの駅」、「インターネット」、「旅行会社」の3つが主な方法です。

東京駅を発着する新幹線の中には一部全車指定席の車両があり、予約が必ずいるので注意が必要です。東北新幹線の「はやて」、秋田新幹線の「こまち」、北陸新幹線の「かがやき」、北海道新幹線につながる「はやて」です。


新幹線の切符はいつから予約できる?

新幹線に乗車する時、自由席は予約の必要はなく駅で切符を買えば乗れますが、指定席またはグリーン車は席の予約が必要です。

新幹線の切符が予約できるタイミングは「乗車日の1ヶ月前の午前10時から」です。

ただし、例えば7月31日の1ヶ月前だと6月には31日がないので、このような月には「同月の1日」が発売日となります。また、旅行だと往復で切符を予約することもあると思いますが、復路の切符が販売期間でないと同時に予約できないので注意が必要です。


JRの駅で新幹線を予約する

JRの駅にある新幹線の切符が購入できる自動券売機や「みどりの窓口」で予約するのは、一般的な方法です。東京駅以外の駅でも、東京駅発着の切符を買うことができます。

みどりの窓口では係員が対応してくれるので、細かい席の希望や在来線との乗り継ぎがある切符を購入する場合など、券売機の操作に不安がある人や手間に感じる人には利用しやすい予約方法です。

主要駅に設置されている自動券売機でも、乗り継ぎの設定が選べるほか、新幹線の席であれば座席表から空いている席を選ぶことができるので、みどりの窓口が混雑して列ができている場合などはこちらの方がスムーズに予約できます。


ネットで新幹線を予約する

スマートフォンやパソコンからインターネットでも新幹線の切符を予約することができます。

東京駅から主に北方面、JR東日本が運営している「えきねっと」では、東北・北海道新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線、北陸新幹線の予約がネットでできます。

えきねっとに登録したうえで、交通系ICカードを連携することでICカードを改札にタッチして新幹線に乗車できる「新幹線eチケットサービス」も提供しています。eチケットだとお得な割引チケットを販売しているのも特徴です。

えきねっとで予約して、紙の切符を受け取ることも可能です。

東京駅から主に西方面に向かう場合、JR東海が提供している「スマートEX」は、東海道、山陽、九州新幹線の予約ができます。クレジットカードと交通系ICカードで会員登録するとICカードを改札機にタッチすることで新幹線に乗れるようになるサービスです。

もう一つ、「エクスプレス予約」は同様のサービスですが、「エクスプレスカード」などの契約か手持ちのクレジットカードで年会費1100円を支払うことで、よりお得な料金で新幹線に乗れるようになります。乗車には専用のICカードを使用します。


旅行会社を通して新幹線を予約する

新幹線の予約に関する手間を省きたい人にとっては、旅行会社で予約するというのも手段の一つとなります。

みどりの窓口がある駅まで自宅から遠い、ネット予約の方法がわかりにくいという人は、旅行会社に頼んで希望を伝え、予約を任せる方が楽と感じるかもしれません。

また、旅行会社では新幹線と宿泊を合わせたパック商品を販売しているところもあります。

別々に新幹線と宿を予約するよりもかなりお得になるケースもあるので、東京駅からの旅を計画する場合は検討すると良いでしょう。


東京駅で新幹線に乗るときの注意点

東京駅で新幹線に乗るときは切符の種類と改札の通り方に注意が必要です。在来線で東京駅に向かい、乗り換え改札を使う人も多いと思いますが、この時に新幹線の切符を先に入れてからSuicaなどの交通系ICカードをタッチしてください。

新幹線の切符に「東京都区内」と記載がある場合があります。この切符には山手線内や中央線だと西荻窪駅まで、京浜東北線だと蒲田駅まで、京葉線だと葛西臨海公園駅までというように、東京駅から定められたエリアを一つの駅のように捉えて運賃が含まれています。

例えば、中央線で吉祥寺から交通系ICカードで乗車した場合、東京駅で新幹線に乗る際に新幹線の乗り換え改札で、吉祥寺から西荻窪の間の運賃が自動精算されます。

また、東京都区内のエリア内の在来線の駅から乗車するときは、最初から新幹線の切符を使って在来線に乗り、乗り換え改札でもその切符を通して乗ってください。


まとめ

東京駅は多くの新幹線が発着しており、日本最大級の新幹線の拠点です。

全国のどこへ向かうのも、東京に来るのも東京駅を利用すれば新幹線の本数も多いので旅の計画が立てやすいです。

繁忙期には駅も車内もかなり混雑しますので、新幹線の予約は事前に済ませてスムーズな旅につなげましょう。

新幹線予約はこちら

コメントを残す